【保湿】と【保水】の違いって?これで冬の乾燥も怖くない!

こんにちは! kikilaオーナーエステティシャンの内藤です(^^)

今年は空気の乾燥がとにかくひどいらしく、類を見ない乾燥具合だそうです。
なので、火事が例年より頻発していたり、インフルエンザやコロナなどの流行も異常ですよね 。
お肌のことで言うと、乾燥はお肌の大敵とも言えます。
ここでよく、 『保湿して下さい』
と至る所で保湿の重要性が叫ばれているのですが 、
ここで問題です!(いきなり)

皆さま、保湿と保水の違いをご存知でしょうか??
二つをまとめて『保湿』
と言われていることも多いのですが、 実は保湿と保水では全く意味が違ってくるのです!

ではまず、保水とは??
お肌の全身の細胞は、細胞自体に水分を保持しています。
その水分が蒸発していくことを乾燥するというのですが、 保水というのはこの細胞の持つ水分を増やしてあげること
これが【保水】です。

では、保湿とは?
保湿とは、
自分の細胞が持つ水分を逃さないようにしてあげること。 なのです!!
この違い、かなり大きいです。

簡単に言うと
保水→水分量を増やす
保湿→水分を逃さない

これをまず覚えておいて下さい。
そしてこの冬、乾燥が止まらない、、、 と苦しんでおられる方も多いかと思います。
そんな時、あなたならどんなケアをされますか??
化粧水を保湿力高めのものに変える?
量を増やす?
クリームを足す?
保湿美容液を足す?

現在使用されている基礎化粧品や、 それぞれの肌状態で答えはいく通りにもなるのですが、
一つ肝心なことは 『化粧水をサラサラなものにすること』
私の中ではこれはとても重要だと考えています。

基礎化粧品の中で『保水』効果があるものって、化粧水と美容液なんです。
乳液やクリーム系のものは全て『保湿』に分類されます。
で、皆さまご存知の通り、
美容液ってその名の通り美容成分が入っているので化粧水よりかなりお値段上がります。
なので、1番肌に馴染みよく、コスパよく保水効果があるものが『
化粧水』なのです。
私も昔はかなりの乾燥肌で、
化粧水自体にとろみがついているものを使ってました。
テクスチャー気持ち良いんですけど、とろみがついているということは、分子が大きいんですね。
なので、水分がお肌に入っていかずに、結局『保湿』
の役割で終わってしまうのです。。。
化粧水に頑張ってほしいところはあくまで『保水』
肌の水分量をあげてもらうこと
なので、保水がしっかりできる条件として、サラサラのテクスチャーのもの!
これが大切♡
サラサラの化粧水で自分の肌細胞の水分量をアップして、
そのあとにクリーム系の保湿をしっかりすれば
化粧水でアップした
水分量を肌の中から逃さずに保湿できるということなんです!

化粧水だけではダメですか? とよく聞かれるのですが、乾燥肌でなく、トラブルもないのであれば構わないと思います。
油分がしっかりと肌にあり、
自分の力で水分を保てるのであれば問題ないです。
が、多くの人がその力がないので、
保水だけすると蒸発力の方が勝ってしまって、
もともと自分が持っていた水分も一緒に蒸発させてしまうこともあ
るので、水分が逃げないように蓋をすることも大切です。

身体も一緒ですよー! お風呂上がり、ボディークリームだけで乾燥が治らない方は、
そもそもの水分保持がうまくいっていないので、 身体も化粧水を使用してからボディークリームをするとあっという間に乾燥が治ったりもします。
そして、乾燥が気にならなくなったら、あえて手間をかけすぎずに、どのくらい手抜きをしても自分の肌が頑張れるのかというのも探ってみて下さいね。
自活力が何より大切です!
この冬、保湿と保水の違いを理解して、
心地よい肌でお過ごし下さい(^^♪